中古車市場で人気のある車

そろそろ私も最後のクルマ選びをしなくてはならなくなりそうだ。
旧いイギリス車、やはりスポーツカーがいい。
シンプルで愛情を注げ、ジジイだからあまり金がかからずという条件で探していくと、ひとつの結論に達した。
それはMGだ。
釣りの格言に「鮒にはじまり鮒に終わる」というのがあるが、そいつになぞらえたい。
戦後のMGでいま手に入るものをと考えると、MGA、そして次のMGBあたりとなろうが、私はMGBがいい。
MGCは? MGBV8もあるぞという声も聞こえるが、私はあくまでオリジナルのMGBでいきたい。
MGBのスタイルにこだわりたいのだ。このボディはBMCがピニンーファリーナと仕事をしている時代なので、デザインはピニンーファリーナと思っている人が多いのだが、さにあらずMGのオリジナルである。
この時代、MG以外に何かあるか。トライアンフならスピットファイアが、サンビームにはレピアなどもある。
むろんモーガンもある。
ジャグアはXK140、150の時代だ。
しかし、ジャグアはお金がかかる。そんなわけでMGに落ち着いたのだ。
過日この種のクルマを専門にしているガレージ日英に行ったら、トライアンフTR4Aとトライアンフースタッグが置いてあった。
スタッグはAT、エアコン、パワーステアリングとフル装備なので、ちょっと迷ったが、ここはぐっとガマン。
しばらくこの自動車屋さんに通って様子を見ようと思った。

トライアンフTR4A。リアサスが独立式たったこいつの初期型は、いまは亡きポールーフレール先生に酷評されたものだった。
TR4とMGBの最大の差はトラがフレームシャシーであるのに対し、MGはモノコックなのだ。
どちらにせよ修理しなければならないが、モノコックのほうがシャキッとすると思ったのだ。
MGBはガリバーやアップルがなんとか見つけてくれそうである。
MGBはマニュアルだし、ステアリングはノンサーボだから力がいる。
しかし、私はやるつもりである。エンジンはあくまで1・8リットルのOHVユニットBMC
Bタイプだ。
これの後期型はクランクシャフトが5メインベアリングになっている。トランスミッションは4速だが、オーバードライブが付いたやっかいい。
まずはガリバーとじっくり相談することだけしか、いまのところ決まっていない。
しかし、クルマ選びというものはこの時期が一番楽しいのだ。
書店でMGBの本を漁り、ページをめくっているとき、ボディカラーは、内装はと、ひとり想いをめぐらせているときが一番楽しいのである。

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